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2013年12月17日 (火)

DACに使用するIV変換の検討 (5) nonNFB特許回路について

電流電圧変換合成出力装置

Iv011

こちらの特許回路ですが、近年、巷で流行ってきているベース接地受けで無帰還のIV変換+差動合成回路です。  

ご覧のように、少ないデバイス数ながら、とても良くできた回路と思います。

かなり大雑把に要約しますと

 

■カレントミラー回路が3つあり、2つのカレントミラー回路(CM2とCM3)の電流出力同士に抵抗をぶら下げることで電圧を得る。

■カレントミラー回路は、LEDでエミッタ電位を嵩上げしたベース電流補償型とする。

■そのLEDは省略してもよいが歪率は2桁ほど劣化する。

■TRをFETに置き換えてもよい。

■バランス出力回路を追加してもよい。

■入力TRのコレクタ間にコンデンサを入れてLPFを構成してもよい。

■負帰還がない。

 

といったところでしょう。  「 ~してもよい 」 という表現は、なるべく特許の及ぶ範囲を広く取ろうとする言い回しです。 あまり気にしないで下さい。

 

私が思うに、この回路の素晴らしい点は、回路規模が小さく、IV変換と差動合成を一気にできているところです。  この回路構成からNFBがかけられないのは、少し残念ですが、カレントミラー回路を工夫することで十分なリニアリティを確保して、NFB無しでもわりと低い歪率を実現しています。 

今、書店で売っているMJ無線と実験の記事では、IV変換抵抗を10kΩくらいのボリュームに置き換えて可変ゲインとしていますが、カレントミラーは、こちらの方が精度が高いと思われるので、あの回路で自作するなら、ベース電流補償型カレントミラーにする方が良いかもしれません。

まあ、特性と音質は一致しないことも多いので何とも言えませんが、この特許回路は、なかなか面白いと思いました。

2009年に出願しているようです。 4年前の新回路です。 

 

たった13個のTRで差動合成まで出来る素晴らしい回路です。 おそらく実用的には、この後に出力バッファが必要と思いますが、オペアンプにはない構成のディスクリート回路で、とても面白いと思います。 色々な人が真似をして流行るのは分かります。 音を聴いてみたいなと思う回路のひとつです。 

 

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他の方の記事も興味深いものがあります。


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