Select Your Language

免責事項

  • 本サイトの情報の利用、内容、サービスによって、利用者にいかなる損害、被害が生じても、著者は一切の責任を負いません。ユーザーご自身の責任においてご利用いただきますようお願いいたします。

    本サイトで頒布している基板およびキットは、技術者、またはそれに準ずる電気的知識をお持ちの電子工作ファンの方のためのものです。 一般のオーディオファンの方のためのものではありません。
    また、頒布基板およびキットは、いかなる条件でも動作を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

    電子工作では、火傷、感電、火災などの可能性があります。 十分に注意をして作業して下さい。

    営利目的のご使用は認めておりません。  記事の転載や、基板・キットの商用利用の方は、ご連絡ください。
    学生やサークルの学習目的でまとめてご購入する場合は特別なコースをご用意させていただきます。

スポンサー

« トランジスタのデータシートの読み方(1) | トップページ | 日本のトランジスタの命名法 »

2013年2月14日 (木)

トランジスタのデータシートの読み方(2)

次に電気的特性です。 

2sc1815b

ここでも全部を読まず、重要なところだけ注目しましょう。 

まずは、hfeですかね。

本当はFEは大文字です。 これは hパラメータのひとつで、直流の電流増幅率です。

 

簡単に言ってしまうと、ベース電流が何倍になってコレクタ電流を制御しているのかって値。
100なら、ベース電流を1mA流すと、コレクタ電流は100mA。 エミッタはベース電流とコレクタ電流が合わさって101mA。  となります。

 次は、fTです。 トランジション周波数です。 どのくらいの周波数まで増幅できるかって数値です。増幅率が1まで落ち込んだときの周波数ですから、この周波数では厳密には増幅できていませんね。

しかも、Icによって左右されます。 データシートにfTのグラフが載っている場合は見てみると良いでしょう。

 
 
お次は、Cob。 コレクタ出力容量です。 ミラー効果がありますので、エミッタ接地回路では重要な項目です。 小さいほど周波数特性を伸ばしやすい。

 

最後に雑音指数NFです。  これは増幅したときにどれだけノイズが加算されるかという数値です。  アンプにとっては少ないほうが良いです。 

 

グラフが載っているときには、じっくりと見てみるとよいでしょう。 

というのも、信号源抵抗とIcによって等高線のような曲線が描かれていて、どう使うと低ノイズにできるのかというのが見えてくるからです。 

 

Nf1  

おまけで、hfeの分類。  hfeはとてもバラつきが大きいパラメータで、製造上仕方がない
らしく、出来上がったものを選別、ランク分けしています。

その昔、マジックで色を塗っていたので、このような名称になったらしいです。

 

 O:ORANGE
 Y:YELLOW
 GR:GREEN
 BL:BLUE
 V:VIOLET

という具合です。 

色を塗っていたのはトランジスタガールでしょうか?

ちなみに、このランク分けは製造メーカによって呼び名が若干違います。

 

色々な情報はデータシートに載っていますが、項目があったりなかったりと、まちまちです。

大体、そのトランジスタが持っている特長的な数値やグラフを載せるのが普通です。

ノイズが低いことをウリにしているTRは、ノイズについて詳しく書いていますし、高周波特性をウリにしているTRは、周波数特性やCob曲線などが載っています。

 

特性グラフが載っていない場合は、そのTRの得意分野ではないんだなと考えて良いと思います。 

 

 

« トランジスタのデータシートの読み方(1) | トップページ | 日本のトランジスタの命名法 »

電子回路」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/587107/56760223

この記事へのトラックバック一覧です: トランジスタのデータシートの読み方(2):

« トランジスタのデータシートの読み方(1) | トップページ | 日本のトランジスタの命名法 »

サイト内検索

Sponsors link

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

無料ブログはココログ