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2012年12月20日 (木)

音質とスペック

これは、オーディオ機器にとって永遠のテーマのようなものかもしれません。

 

音質が良い=高スペック   とは限らないからです。

良質録音ディスクをお持ちの方は、よく知っていると思いますが、

決して低ノイズ録音ではありません。 「サー」 というホワイトノイズ系の雑音が聴こえることは良くあることです。 

では、高音質なオーディオ機器ってどんなもの? 特性は良いほうがいい?

いやいや、特性は良くないほうがいい?

 非常に難しいことだと思います。 ある程度は特性が良い必要はあります。

 

例えば、S/N比は、60dBを切るとさすがにノイズが聴こえてくると思います。

 

ノイズに関して言えば、ホワイトノイズなのか、ハムノイズなのか、スイッチング電源などから出る耳につくパルス系ノイズ、ビートノイズなのか

等、種類にもよるかもしれません。

 

きれいなホワイトノイズなら60dBくらいでもさほど気にならないでしょう。

 

また、デジタルとアナログでS/Nが意味する所がちがっていると感じます。

アナログの場合、s/n比より低いレベルの信号が無いわけではなく、ちゃんと音として聴くことができます。

例えば、s/n比96dBのアンプがあったとします。 
100dBほど減衰した信号もノイズまみれではあるが、音を聞く事が可能です。 一方、CDフォーマットのように16bit(96dB)では量子化でbit落ちした信号は表現することができなく、音は消えてしまいます。 

(正確にはソニーのSBMのようなテクニックを使うと表現は可能にはなります) 

 

 

ひずみ率は、よく聴く音量のピーク電力時に0.2~0.3%以下であるほうがよいと思います。

注意点としては、wavespectraなどのPCソフトウェアでのひずみ計測では、なぜかオーディオアナライザで測定した結果の1/5~1/10くらい小さく数値がでるようです。 したがって、その数値が何で計測されたものなのか、ちゃんと把握しておく必要はあります。

 

また、ひずみの成分が2次高調波なのか3次高調波なのか。 

そういう、ひずみ成分の比率にも聴こえ方が影響していると思います。

どの高調波が混じっているのかの判別には wavespectra は最高のTOOLと言えます。

 

 

ちなみに、誰もが、ひどく歪んでいると感じるような音は3%くらい歪んだところからだと思います。 ソフトクリップ時の数値です。 ハードクリップ時は1%でもん? っと感じることができます。 
 
 
ところが、一般にアンプのパワーを示すときの基準は10%歪んだところの数値として表しています。 いわゆる10%THDです。 極端な例では、カーオーディオにおいては25%THDというありえない数値の出力を最大出力として表記していることもあります。  

 
数値をよく(大きく)見せるだけで、内容が伴っていないという例です。

 
※ T.H.D. = Total Harmonic Distortion 全高調波歪 の略です。

 

EIAJでは、ある程度の測定基準が定められているのですが、家庭用ではない分野では、そこから外れたメーカ独自の基準というのをつくっていますので、迂闊にスペックを信用することができません。 

Dクラスアンプなども、従来のアンプ測定基準では表現が難しい部分があります。

そういう時、独自に測定基準をつくるわけですが、メーカとしては、その数値をよく見せかけたいという心情が働くことは間違いありません。

EIAJ基準より悪く見える(厳しい基準)で表記しても、営業が苦しむだけですから・・・

ということで、スペックが良いということだけを見てそのオーディオ機器が優れているという判断はできないというのが実情です。 

DACのbit数は、もう、おかしな所までいっちゃっている感がありますね。 半導体で作る増幅回路(電子回路)では、おそらくS/N比130dBくらいが限界と思います。 20bitで理論値120dB。 24bitで144dBですョ。  

 

 

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