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2012年12月 7日 (金)

フルディスクリート基板で低NFB回路

2nd_r2

 
HPA-12基板で、回路図に載っていない配線パターンがあるのには、お気づき
かと思います。
 
まず、その第一弾として低NFB化の手段を暴露いたします。
 
 

2nd_r

2段目の能動負荷を抵抗負荷に変える方法です。

回路図は、上のようになって、R16(最終段のバイアス用抵抗)の10Ωの代わりに
4.7Ω2本をこのように斜めに挿します。 
そして、GNDに対して落とす抵抗が2段目の負荷抵抗となります。

この値は、47kΩから1kΩくらいでしょうか。 抵抗値が低いほど2段目の
ゲインが下がり、トータルとして低NFBアンプに仕上がります。
 
2段目負荷を抵抗にしてゲインを下げるメリットは、個人的にはあまり無いように
思っているのですが、世の中には色々な思想があり、負荷を抵抗として
任意に決めてあげることで、音が良くなるという話もあります。
 
まあ、ここでオープンループのゲインを決定することができるので、位相補償
コンデンサが必要なくなるほどにゲインを落とすことで、位相補償を省くこと
ができるようになることは、メリットと言えなくもないです。
また、位相補償を省くほどではないにしても、オーバーオールNFBの帯域を
100kHzくらいまでフラットにして、帰還帯域を一定化することもできます。
 
 
興味のある方は、試してみると良いでしょう。
 
Openloopgain2
 
これはシミュレーションですが、2段目の負荷抵抗を10kΩとしたときの
オープンループの周波数特性です。 位相補償は10pF、NFB側の位相
補正は5pFにしました。 

シミュレーション結果が良くて音も良い、なんてことは滅多にありませんが、
こういう特性を目指すのも悪くないと思います。 
おそらく、数値上のスルーレートは相当上がります。 
 
 
ざっくりと算出してみます。
 
 初段電流 : 2mA 
 2段目の位相補償 : 10pF
 
で単純に計算すると、
 
  2mA x 1us / (10pF+3pF) = 153V /us ですョ
 
実際には、最終段の入力容量や、初段のcobなども影響してくるので、
半分程度になるかもしれません。  
 
 
 
 
基板を入手された方は、うすうす気がついているとは思いますが、
この基板には、まだ幾つか隠し玉があります・・・    お楽しみに。
 
 

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