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2012年12月17日 (月)

初段2SK30ATMで定数の最適化

最適化というとちょっと大げさですが、2SC2240を初段に使っていた時とは
ハムノイズ対策が必要だったりしまして、全く同じ定数とはいきませんでした。

ということで、まあ、いつもの事ではありますが、私の好みになるように音質を
調整してみました。 

 

   Tr2

K30はこのように熱結合させておきます。 アルミテープ、銅テープを巻くだけです。

印字面を向かい合わせにする必要はありません。 

 

まず、初段の電流です。当初の2.2mAからもう増やすことはできませんので、少しづつ減らしていきました。

  

 

すると、ブーミー気味だった低音は少ししまりが出てきました。

さらに電流を下げていくと、なんだか手詰まりな雰囲気。 

開放感というのでしょうか、元気さが少し足りません。

  今度は、初段の負荷抵抗を1.5kΩから2.0kΩへと軽くしてみます。

C1815のときも、初段負荷抵抗は、1kや1.5k程度では少々重たかったようで高域がきらきらと明るめな音がしていました。 
K30は、同様に負荷が重たいと、何と表現してよいのか難しいですが、ずっしり重たい雰囲気でフンづまり。 楽器の音色が沼に沈んでいくかのようです。

このあたりは、実際に使っているトランジスタで、コレクタ電流や

負荷抵抗を振ってみて、音を聴いてみないとわからない部分かと思います。
同じメーカの同じバイポーラトランジスタ同士でも、ちょっと違う傾向をしていましたので、なかなか想像がつかないところですね。

こういう部分がオーディオ系電子工作の面白いところでもあります。

単に、部品を交換するだけではなく、電流や負荷抵抗を変えてみると、きっと何か新しい発見ができると思いますのでオススメです。 

  

さてさて、今回の入力FET化で、ひとつ懸念事項がありました。

FETは入力インピーダンスが非常に高く、入力のゲートに直列に1kから4.7k程度の抵抗を入れる発振対策が必要と言われています。
実際、メーカ製のアンプもかなりの頻度でゲート抵抗が入っています。 

今回のHPA-12基板では、基板面積の都合上このゲート抵抗を入れる場所が確保できませんでした。 信号入力端子に直接入れればいいかなっと考えていました。

 

ところが、実際にFETに交換しても発振しません。 実は、入力フィルタの220pF(C7、C57)が高域のインピーダンスを下げる役割をしていて、おかげで

FETに変更しても発振が抑制されていると考えられます。 

  追加部品が増えなくてよかった。 というのが正直な感想です。

 

入力を2SK30にして、完全なDCアンプ化したこのヘッドホンアンプの音は、作った人のみが味わえる音 とだけ書かせてください。

 

カップリングコンデンサを完全排除できたという良い部分が出ていることは確かだと思います。

今は、ゆっくりと音楽に浸りたい気分になりました。

回路定数は、もう少しつめた後、フルディスクリートヘッドホンアンプのページに追記予定です。 

 

 

 

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