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2012年11月13日 (火)

トランスの極性について

Short

三度この写真に登場してもらいましたが、コンセントからトランスへ接続する際に極性があることをご存知でしょうか?

壁コンセントの形状をよく見ると、長い穴と短い穴となっているのが分かると思います。 電気関係の大学や工業高校などを卒業した人や、電気工事などに携わっている人には 当たり前のことなのですが、日本のコンセントは、どちらにでも刺さる形状のプラグを採用 しているため、普通に生活していて、コンセントに極性があることはあまり知られていません。 

 

実際、どちらに挿しても殆ど支障はありません。 アメリカのコンセントは、似たような平2ピン形状のコンセントプラグなのですが、片側が広くなっていて、逆には刺さらないものがあります。  

 

  この穴のちがい、何でしょうか。 

 

実は、長い方の電極は、接地(アース)されているのです。

 

交流100Vと言っても、片方は接地で、もう片方だけが交流の100Vとなっているのです。

それで、トランスの「0」-「100V」と書いてあるところへの配線は、接地側(専門用語ではN:ニュートラル)を「0」側へ接続します。 トランスの巻き線ですが、この「0」方からコイルを巻き始めているために、コアのすぐそばにニュートラル側がくることで、コア自体が電圧で振られにくくなります。  逆だとコアのまじかに交流の100Vが配置されることになり、わずかですが電位が振られることになります。 

 

このわずかというのは、実はテスタ(デジタルマルチメータ)で簡単に計測できるほどの電圧があります。 電源にトランスを使用しているオーディオ機器をコンセント以外の接続を全部はずします。 そしてシャーシにテスタのプローブの片側をあてて、もう片方を手で持ちます。

 

交流電圧で計測すると数ボルトから場合によっては20~30Vくらいの交流電圧が計測できます。

 

コンセントの極性を逆にしてもう一度、同じようにシャーシの電圧を見てください。

 

先ほどとは違った電圧が観測されるはずです。 低い方がニュートラルがトランスの巻き始め側へと接続されている状態です。

 

実の所、コンセント極性が逆の場合と正の場合、音にどれほど違いがあるのか、判別は微妙です。  耳の良い人は判別できるかもしれませんが、今回のヘッドホンアンプ+MDR-CD3000というヘッドホンでは、判別できませんでした。

 

ただ、計測器でノイズ測定時などは、そこそこの影響力があるのは確かですから、例え気分の問題でも、極性は正しく配線しておきたいものです。

 

蛇足ですが昔、カセットデッキとアンプとで、コンセントの極性を入れ替えて聴いたときには、確かに違いを感じ取れました。  微小な信号(アナログテープのヘッドの信号増幅やレコードなど)増幅が絡むような場合には、極性の違いが音に現れやすいのかもしれません。

  ※ スイッチング電源を使用している最近の機器では、極性が特に無いものが多いような気がします。 

 

 

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コメント

こんにちは

電源の極性は自作の場合どちらが低い電位になるのか
以前から疑問だったのですがおかげさまで氷解しました。

巻きフィルムコンデンサは低インピーダンスな側を外側にするとちょっとだけシールドされるという話とは反対ですね。

bitstream さん こんにちは。

そうですね。 トランスも、1次側巻き線の外側にAC100Vがくると、2次側に近くなりますので、
コンセントの電圧にノイズが混じっているのが2次側へ飛び込んでくることになります。
そういう場合の対処としては、静電シールドというオプションつきのトランスが必要になります。
静電シールドは、1次コイルと2次コイルの間に挟んだシールド板です。 静電シールドは
シャーシーへと落として使用します。  

まあ、高級なトランスにしかついていないので私も使ったことはありません。  
特に高周波ノイズの遮断には効果が高いようですので、スイッチング電源を使用した機器が近くに
沢山あるときには、効果を発揮するように思います。
たしか、フェニックスのRコアトランスは、オプションで静電シールドをつけられます。


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