Select Your Language

免責事項

  • 本サイトの情報の利用、内容、サービスによって、利用者にいかなる損害、被害が生じても、著者は一切の責任を負いません。ユーザーご自身の責任においてご利用いただきますようお願いいたします。

    本サイトで頒布している基板およびキットは、技術者、またはそれに準ずる電気的知識をお持ちの電子工作ファンの方のためのものです。 一般のオーディオファンの方のためのものではありません。
    また、頒布基板およびキットは、いかなる条件でも動作を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

    電子工作では、火傷、感電、火災などの可能性があります。 十分に注意をして作業して下さい。

    営利目的のご使用は認めておりません。  記事の転載や、基板・キットの商用利用の方は、ご連絡ください。
    学生やサークルの学習目的でまとめてご購入する場合は特別なコースをご用意させていただきます。

スポンサー

« カスコード回路 | トップページ | DCアンプである意味とは »

2012年10月 7日 (日)

続 カスコード回路

オーディオ回路では、もう一つの違った目的でカスコード接続することがあります。

    Cascode2

アンプの初段にFETを使うと、いろいろメリットがあるというのは、以前にどこかで書いたと思うのですが、もう一度おさらいしておきましょう。

・入力インピーダンスを高くできるためDCカットのカップリングコンデンサにフィルム
 コンデンサを使用できる。

・初段の電流を増やしてもノイズが増えないため、スルーレートを上げつつノイズも
 低いアンプが実現できる。

・入力バイアス電流が非常に少ないのでDCカットのカップリングコンデンサを取り払うこともできる。

この3番目を実現するには、ひとつ条件があります。
それは、FETのVds電圧を低い状態に保たないとならないという点です。  というのは、JFETはVdsを10V以上にするとゲートリークがどんどん増えていくという特性があるからです。

パワーアンプなどでは電源電圧は40~60V程度になることが多いですから、何も工夫しないと初段のFETにはそれだけの電圧がかかってしまう事になります。

     Gateleak1

2SK170のゲートリーク特性 Vdsが2V上がる毎にリーク電流は1桁ほど増えている。

そこでカスコード接続です。 ドレイン電圧を3~5V程度に抑えてゲートリークを小さく抑えることによって、入力バイアス電流を非常に小さくできるのです。 同時に、FET側の許容損失も減らせられるので初段に沢山の電流を流すことができるようになります。
また、耐圧が少ないJFETも使用できるようになります。 

誰が考え出したのかは知りませんが、素晴らしいアイデアと思いませんか。

 

« カスコード回路 | トップページ | DCアンプである意味とは »

電子回路」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/587107/55790799

この記事へのトラックバック一覧です: 続 カスコード回路:

« カスコード回路 | トップページ | DCアンプである意味とは »

サイト内検索

Sponsors link

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ